DVD
フランスファイブの同人誌を作ろうと計画
したのは、日本に住むアニメ&特撮ファン

である、吉田氏、TDK Rotterdam氏、
さいさい氏、平木氏、工藤氏の5人の
仲間達だ。
彼らは昔からのフランスファイブ
ファンで、特に吉田氏は彼の行っている
イベント
「韓国まんがまつり」にてフランス
ファイブを上映してくれており、フランス
ファイブ親善大使といっても過言ではない。

始めに彼らからこの同人誌
計画を聞かされた時は、
正直なところどんな本に
なるのか我々には想像が
ついていなかった。
そして計画開始から
4ヵ月後・・・とてつもなく
驚かされることとなる。
それから8月下旬、巨大な段ボールが監督宅に届いた。中には50冊もの同人誌が入っていたのだ。

同人誌の作者達から、親切にも我々フランスファイブメンバー一同のために
郵送してくれたものだった。この同人誌は、会合の時にメンバー全員に配られ皆は
感嘆の声を上げた(というのも、我々の想像力の範囲では、A5版のコピー
用紙で制作された同人誌ぐらいしかイメージ出来なかったためである)。

最初の感動は表紙。これはプロとして活躍中の
イラストレーターの工藤氏がこの本の
ためだけに
描きおろして下さった表紙なのだ。そして、
紙質も素晴らしく製作者の愛
を感じ取った。
驚きは中のページにも続く。
各キャラの能力がダイヤモンドグラフで
表されおり、また攻撃、武器など
細部に渡って紹介されているのだ。

読んでいて嬉しくなるのは、彼らが
自分達だけで4本のエピソードを
何度も見直し研究してくれたことで
ある。この本はカラーページが18
ページもある。またびっくり
させられるのは巻頭にエクスタジーの
ピンナップがあるのだ!

これがモノクロページの一番最初だ。
戦隊に詳しい人ならすぐに気づくと
思うのだが、子供向け絵本ブックの
スタイルである。戦隊ファンへの
サービスといったところであろうか。
続いて、各話4ページづつにわたり、たくさんの写真、
エピソードのまとめ、監督からのエピソード紹介、
撮影秘話などもりだくさんのエピソード紹介がある。
次に12ページを使い、キャスト&スタッフ、
フランスファイブにかかわった皆のインタビュー
ページがある。質問内容はもちろんフランスファイブ
撮影に関するものから、皆の趣味や好きなアニメや
戦隊など、富んでいる。
ゲストルームでは、フランスファイブを好きな
著名人からのフランスファイブへのメッセージが
載っている。
僕らを驚かせたのは、平山亨氏からの
メッセージだった(氏は元東映のプロ
デューサーで、「ジャイアントロボ」「仮面の
忍者赤影」「仮面ライダー」などのヒーロー
誕生に関わった)。そして、ファンからの
イラスト、3ページの漫画、ファンからの感想、
さらにレッドとシルバーのやおい小説まで
あるのだ!

一番感激したのはこの最後の2
ページだった。
フランスファイブ観光ガイドといった
ところだろうか。タイムコードを見ながら
エピソードを細かく説明してるのだ。
日本人にはなじみの薄いフランス文化を
見事に説明している。ストロームとは
何か?パヌパヌの意味とは?
なぜニワトリなのか、なぜ五角形
なのか?これらの謎をわかり易く説明
してくれている。ピンクの七変化
コスチュームを1着づつ説明もしている。
しかしそれだけではない!彼らは自分
たちなりの分析も行っているのだ。
彼らのコメントは的確であり、撮影
技術の分析なども的を射ている
(たとえば、なぜ3話から巨大ロボシーン
でミニチュアを使用していないか、など)
フランスファイブを製作した初期から、日本の人たちの暖かい歓迎を感じていたの
だが、ここまでのお返しを受けるとは想像だにしていなかった。
この同人誌は
我らにとってひとつのシンボルとなった。地球の裏側に住むお互いが、お互いの
魂を交し合ったものなのだ!
みなさん、どうもありがとう!
この同人誌はコミックマーケット、韓国まんがまつり
のイベントでのみ販売している。
フランスではまだ
販売していません。
同人誌に感激した仲間が、
この本を「GAME ONE」チャンネルの番組内で
紹介しました
リアル・プレイヤーでビデオが見れます!
4,1Mo - 3'03''

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