音楽とサウンドトラック
戦隊物をよく見る(というより聞く)と、音楽が場面に
合わせていつも流れている事が分かる。
戦隊物の音楽は撮影に入る前に一気に全ての曲が作曲・録音される。通常はサウンドトラックが50曲ぐらいあり、
同じ曲がシリーズの中に何度も何度も使用される。

「銃士戦隊フランスファイブ」の第一話と第二話には
東映株式会社の戦隊物の曲を利用した。
「超電子バイオマン」「超獣戦隊ライブマン」
「激走戦隊カーレンジャー」「五星戦隊ダイレンジャー」や
「救急戦隊ゴーゴーファイブ」からの曲である。
しかし、それにより2つの問題が生じた。

1、フランスファイブの音楽的イメージが統一されていない。
2、音楽の無断使用はアマチュア映画のためでも法的に
禁止されている。

もともと自分達でオリジナルの音楽を作りたいと
おもっていたのだが、当時スタッフに作曲できる人が
いなかったため、とりあえず東映の音楽を一時的に
使用していた。しかし第三話の製作に入り、
オリジナルサウンドトラックがついにできた。

「太陽の子エステバン」のカバーアルバム(ロガリトム出版)を作ったことで
知られるブーブさんが協力をし、何十曲もオリジナル曲を作ってくれた。
最終的には、第一話と第二話のサウンドトラックをリミックスして、
東映の曲を全てブーブさんの曲に差し替える予定だ。
フランスファイブ第四話のサウンドトラックアルバム(MP3)